HOME > プレスリリース

プレスリリース

2008.1.25

2007年1年間の「ウィキペディア」訪問者数は、2,740万人。2年連続で対前年比1.5倍を記録

 インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:荻野欣之<おぎの よしゆき>)は、 フリー百科事典「ウィキペディア」の視聴動向をまとめました。

<調査結果より>
2007年1年間の「ウィキペディア」訪問者数は、2,740万人。2年連続で対前年比1.5倍を記録。

「2008年1月21日にリリースした動画共有サイトの年間視聴動向に続き、フリー百科事典「ウィキペディア」の2007年1年間の視聴動向についてまとめました。

「ウィキペディア(wikipedia.org)」の昨年1年間の推定訪問者数は2,740万人に達しており、2006年の年間推定訪問者数1,851万人に対し、約1.5倍の規模に至っています。2005年(年間推定訪問者数は、1,194万人)から2006年の年間推定訪問者数の伸び率も155%なので、依然として高い伸張率を示しています。

ただし、月別の時系列推移をみてみると、推定訪問者数は2006年では2ヶ月連続して減少することがなかったものの、2007年では2〜4月と11〜12月で連続して前月スコアを下回り、また、訪問者一人当たりの接触回数や視聴ページ、滞在時間といった指標にダイナミックな変化が見当たらないことから、「ウィキペディア」がある程度一般化したことに伴い、安定期に移行しつつあるものと推察されます。

なお、2007年12月度の「ウィキペディア」訪問者の参照元ドメインは、[yahoo.co.jp(719万人)][google.co.jp(313万人)][google.com(81万人)]の順に高く、“百科事典”としての役割を果たすべく、検索エンジンによる検索結果からの遷移が圧倒的多数を占めています。

注)数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者の推定値



■図表1.「ウィキペディア」の基本指標 時系列推移

   



■図表2.「ウィキペディア」の推定訪問者数/平均視聴ページ時系列推移(2006.12-2007.12)
   


■図表3.「ウィキペディア」の訪問者構成割合(2007.12)
   



※ビデオリサーチインタラクティブについて

ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業を中核に調査事業全般を展開しております。 インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。

プレスリリースについてのお問い合わせ

TEL.03(5226)3283
E-mail :
営業企画本部

PAGE TOP