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プレスリリース


2013年05月30日
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ

タブレット端末で利用しているコンテンツは?


インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:五十嵐 達<いがらし とおる>)は、スマートデバイスでのコンテンツ利用状況等を把握する調査レポート「SmartPhone Contents Report(vol.04)」をもとに、タブレット端末ユーザーの同デバイス上でのコンテンツ利用状況や、スマートフォンを含めたマルチデバイスでのコンテンツ利用状況をまとめました。

    
    
    

<2013年2月時点のタブレット端末でのコンテンツ利用状況>
まず、2013年2月調査時点におけるタブレット端末の個人所有率は、11.3%となっている。【図表1】


●タブレット端末での週1回以上利用率トップのコンテンツは、「Google/Google検索」
タブレット端末ユーザーが、タブレット端末上で週1回以上利用しているコンテンツ(Webサイトとアプリを一括り)は、「Google/Google検索」が52.1%で最も高く、「Yahoo! JAPAN/Yahoo!検索」が46.2%でそれに続く。以下、「YouTube」「Yahoo!天気・災害」「Facebook」が2割台の利用率で続いている。利用率上位コンテンツをOS別でみると、アプリマーケット以外では、iOSユーザーで「Facebook」の利用、Androidユーザーで「Google/Google検索」の利用が相対的に高くなっている。性別では、男性で「Googleマップ」や「Google Play」などGoogle関連サービスの利用率が女性にくらべ高い傾向にある。【図表2】


●マルチデバイスユースにより増幅されるコンテンツ利用
週1回以上利用したコンテンツをジャンルでまとめてみると、「ポータル」が64.3%と最も高い利用率を示し、次いで「検索」47.7%、「ソーシャル/コミュニケーション」47.1%と続く。タブレット端末ユーザーを“スマートフォン併用者”と“タブレット端末のみユーザー”に分けて比較すると、おおむね各ジャンルとも“タブレット端末のみユーザー”の方が利用率は高く、なかでも「検索」「ソーシャル/コミュニケーション」「テレビ/ラジオ/雑誌・書籍/動画・メディア」「一般ニュース」といったジャンルで“スマートフォン併用者”を大きく上回る結果になった。ただし、“スマートフォン併用者”について、スマートフォンでの各ジャンルの週1回以上利用率を含めた累積利用率を算出すると、全ジャンルとも“タブレット端末のみユーザー”のスコアを大きく上回り、マルチデバイスによってコンテンツ利用の幅が拡がっていることがわかる。【図表3】


●ユーザーの4割以上が、タブレット端末を「自宅外では利用しない」
続けて、“スマートフォン併用者”が週1回以上利用しているジャンルのデバイス別構成割合をみると、タブレット端末のみの利用シェアは、各ジャンルとも2割に満たず、スマートフォンとの併用もしくはスマートフォンのみでの利用が多くを占めている。【図表4】

このような傾向の背景として、利用の目的・用途とともに、各デバイスの利用シーンの差異があげられる。特に、タブレット端末を「自宅外では利用しない」割合は4割を超え、高機能“携帯電話”であるスマートフォンとの携帯性の差が反映された結果といえよう。【図表5】


【図表1】タブレット端末の所有率 時系列推移(全体) ※予備調査結果より



【図表2】タブレット端末ユーザーのコンテンツ別週1回以上利用率 上位20コンテンツ
(グラフは、タブレット端末ユーザー全体:N=1,228)



【図表3】タブレット端末ユーザーのコンテンツジャンル別 週1回以上利用率
(グラフは、タブレット端末ユーザー全体:N=1,228)


【図表4】タブレット端末&スマートフォン併用者における、主なコンテンツジャンル週1回以上利用者の利用デバイス構成割合


【図表5】タブレット端末/スマートフォン各デバイス別利用シーン比較
 ※タブレット端末の利用シーン上位項目を抜粋


■「SmartPhone Contents Report vol.04」予備調査の概要

調査エリア 日本全国
調査対象者 15〜69歳のPCインターネットユーザー 21,789サンプル
対象者構成 総務省「平成23年通信利用調査」より、
最近1年間のインターネット利用経験者構成割合に準じる
調査方法 Web調査
調査時期 2013年2月8日(金)〜2月12日(火)

■「SmartPhone Contents Report vol.04」本調査の概要

調査エリア 日本全国
調査対象者 15〜69歳の
・スマートフォン所有者 4,610サンプル
・タブレット端末所有者 1,228サンプル
計5,000サンプル(重複回答者838サンプル)
対象者構成 予備調査におけるスマートフォンもしくはタブレット端末所有者
(本調査非協力者は除く)
調査方法 Web調査
調査時期 2013年2月8日(金)〜2月12日(火)


 

<株式会社ビデオリサーチインタラクティブ>

 ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業、広告効果測定事業を中核に調査事業全般を展開しております。
インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。



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