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プレスリリース


2014年10月22日
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ

スマホ・タブレット・PC、3デバイスでの動画サービス利用状況。
スマートフォン利用歴が長いユーザーほど活発な傾向に。


インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:荻野 欣之<おぎの よしゆき>)は、2014年9月末に発刊した、スマートフォンユーザーおよびタブレットユーザーにおけるアプリや専用サイトなどのコンテンツの利用状況を把握する調査レポート「スマコン(SmartDevice Contents Report)vol.07)」より、マルチデバイスでの主要動画サービスの利用状況についてまとめました。

    

<調査結果の主なポイント>
今回の集計対象としたのは、PCインターネットかつスマートフォンのユーザー4,685人であり、そのうち1,180人がタブレットのユーザー、という構成。

●調査対象とした主要8動画サービス(YouTube、ニコニコ動画、FC2動画、GyaO!、Dailymotion、Ustream、パンドラTV、Hulu)のいずれかについて週1回以上利用している割合(以下、利用率)をみると、PCでは35%、スマートフォンでは31%となっている。タブレットでの動画サービス利用率は26%(全体比では7%)。性・年代別でみると、各デバイスとも男女15-19歳のティーン層で相対的に高い利用率を示す。また、女性全体、並びに男女ティーン層、女性20-30代ではスマートフォンでの動画サービス利用率がPCを上回る結果になった。

●3デバイスいずれかのデバイスでの動画サービス利用率は、全体で46%。性・年代別でみると、各デバイス別の利用率が高いティーン層で62%と最も高く、次いで男性20代(55%)、男性50代(51%)が続く。なお、PCでの動画サービス利用をベースにすると、スマートフォン利用によって全体での動画サービス利用率は11ポイント増加していることになる。
タブレット所有の有無でみると、タブレットも所有している3デバイスユーザーでは51%の利用率を示し、タブレットノンユーザー(44%)を上回り、チャネルが増えることによる動画サービス利用機会の拡がりが窺い知れる。
同様に、スマートフォンの利用歴別でみると、利用歴が長いほど動画サービス利用率は高く、かつスマートフォン利用による増加ポイントも高い傾向にあり、スマートフォン経験値が上がることによって動画サービス利用が活発化していることが読み取れる。

●PCとスマートフォンに限って主要動画サービス週1回以上利用者の利用デバイスの重複状況をみると、全体では46%が重複利用であり、スマートフォンのみでの利用が24%、PCのみが31%、という構成になっている。スマートフォン利用歴別では、利用歴が長いほどスマートフォンのみ利用のシェアが大きくなっている。







■「スマコン(Smart Device Contents Report) vol.07」本調査の概要

調査エリア 日本全国
調査対象者 15〜69歳の
・スマートフォン所有者 4,685サンプル
・タブレット所有者 1,495サンプル
計5,000サンプル(重複回答者1,180サンプル)
対象者構成 予備調査におけるスマートフォンもしくはタブレット所有者
(本調査非協力者は除く)
調査方法 Web調査
調査時期 2014年8月21日(木)〜8月25日(月)

 

<株式会社ビデオリサーチインタラクティブ>

 ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業、広告効果測定事業を中核に調査事業全般を展開しております。
インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。



■本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先

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