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プレスリリース

2008.2.13

2007年1年間でのSNSサイト訪問者数は約2,100万人。CGMトータルでは約3,650万人。

 インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:荻野欣之(おぎのよしゆき))は、SNSサイト(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、およびSNS・ブログ・動画共有サイトをまとめた“CGM”(Consumer Generated Media <または“UGC”:User Generated Content>)トータルの視聴動向をまとめました。

<調査結果より>
2007年1年間でのSNSサイト訪問者数は約2,100万人。CGMトータルでは約3,650万人。

SNSサイト、およびSNS・ブログ・動画共有サイトをまとめた “CGM”の2007年1年間の視聴動向についてまとめました。

集計対象としたSNSサイト全体の昨年1年間の推定訪問者数は2,129万人を数え、2006年結果(1,465万人)に対し145%の伸張率を示しています。

一方、訪問者ひとり当たりの平均視聴ページは対前年比88%、平均滞在時間は同103%にとどまっています。このことは、2007年12月度データにおいて、推定訪問者数が過去13ヶ月で最大でありながら、視聴態度の“深さ”を示す指標である「平均接触回数」「平均視聴ページ」「平均滞在時間」が同期間で最も小さいことからもわかるように、コアユーザー以外にライトなSNSユーザーを誘引したことにより分散し、平均値がダイナミックに変動しなかったものと推察されます。

その他、SNSサイト訪問者の性・年令別構成割合の特徴として、ブログや動画共有サイトにくらべ、女性比率が高く、なかでも女性20〜34才のF1層の高さが目立っています。


次に、1月21日リリースの動画共有サイト及び2月6日リリースのブログ、そして今回のSNSとをまとめて集計した結果(便宜上、「CGMトータル」と呼ぶ)をお知らせします。CGMトータルの2007年年間での推定訪問者数は、3,656万人となりました。また、それぞれの重複状況をみると、SNS/ブログ/動画共有サイトのいずれにも訪問したユーザーは1,690万人に達し、CGMトータルの46%を占めています。独立して普及しているのではなく、共振して浸透・普及していることが読み取れます。

モバイルにおいてもCGMが活性化しています。デバイスを特定することなく、CGM領域について今後も注視していくことが必要でしょう。


注)数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者の推定値



■図表1.SNSサイト全体の基本指標 時系列推移

   



■図表2.SNSサイト全体の推定訪問者数/平均視聴ページ 時系列推移(2006.12-2007.12)
   


■図表3.SNS/ブログ/動画共有サイト全体の各訪問者構成割合(2007.12)

   


■図表4.CGMトータルの基本指標(2007年年間)
   


    

■図表5.SNS/ブログ/動画共有サイトの重複状況 (2007年年間)

   


*SNSサイト集計対象36サービス
ANAフレンドパーク, ASKS?, B食倶楽部, CURURU サークル広場, Facebook, FC2 SNS, FC2ネットワーク, Fobby, Friendster, Gocco/ごっこ, GREE, i-rebo, mixi, MySound, MySpace, NILEport, pakila, PLAYLOG, recommuni, Slownet,
wacca, Yahoo! Days, ウェブリSNS, ウフル, 関心空間, キヌガサ, キャらリア, コトノハ, この指とまれ!/Echoo!, サイワールド,
はてなブックマーク, ビルコレ, フリー・エムエル, フレパ(livedoorフレンドパーク), リエータカフェ, 楽天リンクス



※ビデオリサーチインタラクティブについて

ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業を中核に調査事業全般を展開しております。 インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。

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