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プレスリリース

2007.3.7

動画共有サイトに1,116万人、ウィキペディアには1,851万人が、昨年1年間に訪問

 家庭内におけるインターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:荻野欣之<おぎの よしゆき>)は、動画共有サイトとフリー百科事典「ウィキペディア」(wikipedia.org) の視聴動向をまとめました。

<調査結果より>
動画共有サイトに1,116万人、ウィキペディアには1,851万人が、昨年1年間に訪問。

 2007年2月19日にリリースしたSNS/Blogの年間視聴動向に引き続き、"Web2.0" "ソーシャルメディア"として注目される、動画共有サイト(You Tubeなど)とフリー百科事典「ウィキペディア」について、2006年の視聴動向についてまとめました。

 動画共有サイトの年間訪問者数は1,116万人、フリー百科事典「ウィキペディア」の年間訪問者数は1,851万人でした。

【動画共有サイト】

 まず、動画共有サイトに関してみると、月間のユニークな推定訪問者数は2006年1月時点の79万人から2007年1月時点では734万人に達し、約10倍と大幅な伸張率を示しています。

 視聴動向をみると、2007年1月の動画共有サイトの月間視聴ページ数は約45,362万ページ(前年同月比で約21倍)、訪問者一人当たり平均視聴ページ数は約62ページ(同2.3倍)、月間平均滞在時間は約1時間12分(同2.8倍)になり、ユーザーの拡がりだけではなく、視聴の深さも増幅していることがわかります。

 最近は、仲間同士や内輪での動画の共有にとどまらず、広告主がバイラル効果を期待して積極的に活用するなど、"メディア"としてのポテンシャルを発揮しつつあります。躍進目覚しいサービスであり、今後の動向が見逃せません。

【ウィキペディア】

 次に、フリー百科事典「ウィキペディア」(wikipedia.org)に関してみると、月間のユニークな推定訪問者数は2006年1月時点の457万人から2007年1月時点では984万人とほぼ倍増しています。視聴動向をみると、2007年1月の「ウィキペディア」訪問者一人当たりの月間平均視聴ページ数は約27.5ページ、月間平均滞在時間は約26分でした。

 また、2007年1月のアクティブリーチ(=接触者率:集計対象期間内に1度でもインターネットでWeb接触したユーザーを100とした場合の割合)は33%を示し、全ドメイン中15番目に位置する規模となりました。規模の拡大が記載内容の更なるブラッシュアップにつながることが期待されます。

  注)数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者の推定値
  注)動画共有サイトのデータは動画コンテンツ自体の接触を測定したものではなく、
    動画コンテンツが置かれているサイトの接触状況を表した数値です。







* 集計対象動画共有サービス(全19サービス)

YouTube, Dailymotion, Google Video, Askビデオ, FlipClip, Ameba Vision, DivX Stage6, MetaCafe, GUBA, Veoh Video Network, ClipLife, フォト蔵, ワッチミー!TV, みなくるビデオ, ドガログ, PeeVee.TV, Yahoo! Video, VIDEO CHOP!, EbiTV!



※ビデオリサーチインタラクティブについて

ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業を中核に調査事業全般を展開しております。 インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。

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