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プレスリリース


2015年11月12日
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ

PCでの定額制動画配信サービスサイト(SVOD)の推定訪問者数は166万人。
動画配信サイト全体では2,120万人。 *2015年10月度データ


インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:遠藤 敏之<えんどう としゆき>)は、Netflixなどの参入で注目される定額制動画配信サービスサイト(以下、SVOD)、およびSVODを含めた動画配信サイトのPCインターネットでのアクセス状況についてまとめました。


<結果の主なポイント>

●SVODを含めた主な動画配信サイト全体の月間推定訪問者数の推移をみると、2014年10月以降2,000万人〜2,200万人の範囲で推移していることがわかる。訪問者一人当たりの月間での平均滞在時間については、3時間半前後で安定して推移している。
次にSVODの推定訪問者数をみると、2015年2月〜4月を除き、150万人強の規模であり、2015年9月には過去13ヶ月間で最も多い188万人を記録している。平均滞在時間は、2015年3月までは10分台だったが、4月以降は20分以上を示しており、逓増傾向にある。


●2015年10月度のアクセス状況をみると、平均滞在時間はSVOD(26分)と比較して、動画配信サイト全体(3時間28分)の方が長いが、これは訪問者数の規模が大きい「YouTube」「ニコニコ動画/生放送」などでの平均滞在時間の長さに起因している。
なお、動画配信サイト全体の推定総滞在時間は、7,380万時間であり、Web全体の総滞在時間量の11%を占めている。


●動画配信サイト全体の接触者率を男女別にみると、男性(59.5%)が女性(45.3%)を上回っている。SVODについては、目立った差異は見当たらない。
平均滞在時間をみると、動画配信サイト全体では、男性4時間2分>女性2時間31分と、その差は大きい。特に男性20-34才層では8時間42分を示し、他の年齢層を大きく上回っている。SVODに関しては、特に女性20-34才層で2時間6分と、相対的に長い傾向を示している。


●最後に、スマートフォン所有の有無による動画配信サイト全体の平均滞在時間をみると、スマートフォン非所有者(4時間24分)よりも、スマートフォン所有者(2時間37分)の方が2時間程度短い、という結果になった。このことから、スマートフォン所有者においてはPCとスマートフォンのクロスデバイスでの動画視聴にシフトしていることが推察される。


【近日中に、スマートフォンアプリでのSVODおよび動画視聴アプリの動向について公開する予定です。】


※文中の数値は、すべて自宅内PCインターネット利用者の推定値

注)本アクセスデータは、動画コンテンツ自体の接触のみではなく、動画コンテンツの置かれているWebサイト/サービスの接触状況も包含して表した数値になります。



【図表1】動画配信サイトの月間推定訪問者数・平均滞在時間 時系列推移(2014年10月〜2015年10月)

< 動画配信サイト全体 >


< SVOD >



【図表2】動画配信サイト アクセス状況基本指標(2015年10月度)



【図表3】性・年齢別 動画配信サイトのアクセス状況(2015年10月度)



【図表4】スマートフォン所有の有無別 動画配信サイトの平均滞在時間(2015年10月度)



■ 集計対象サービス(順不同)



<株式会社ビデオリサーチインタラクティブ>

 ビデオリサーチインタラクティブはインターネットオーディエンス測定事業、インターネット広告の第三者配信事業、広告統計事業、広告効果測定事業を中核に調査事業全般を展開しております。
インターネットオーディエンス測定事業の中心は「Web Report」というインターネットオーディエンスデータの提供です。日本のテレビ視聴率を提供しているビデオリサーチのノウハウを継承し、日本のインターネット利用動向情報を2000年からご提供しております。



■本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先

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