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緊急事態宣言発令後のインターネット視聴行動リリース 第2弾
GW期間中、さらに活発化した自宅内PCインターネット視聴行動

2020年5月21日   
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ

インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:遠藤 敏之[えんどう としゆき])は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が及ぼすPCインターネットの自宅内視聴状況の影響について、4月30日に発信した『緊急事態宣言発令後、活発化した自宅内PCインターネット視聴行動』に引き続き、インターネット視聴データサービス「Web Report」をもとにまとめました。


結果のポイント

● 緊急事態宣言発令以降、訪問者数・滞在時間とも連続して増加傾向にあるPCインターネット視聴
前回のプレスリリースから引き続き、今年の1月6日以降の各週(月~日)におけるPCインターネット全体の推定訪問者数をみてみると、新型コロナウイルス特措法に基づき緊急事態宣言が7都府県に発令された4/6週で2,500万人を超え、それ以降も増加を続け、GW期間が含まれる5/4週では2,700万人台に達している。訪問者一人あたりの平均滞在時間も増加傾向にあり、5/4週では5時間20分を示し、直近10週間で最も少なかった3/23週を1時間ほど上回っている。 【図表1】
直近10週間での推移を昨年の同時期と比較してみると、今年は推定訪問者数が4/6週、平均滞在時間が3/30週から継続して上昇傾向にある点で、昨年の推移とは異なっていることがわかる。なお、4/27週の昨年度(2019/4/29週)の平均滞在時間が跳ね上がっているが、これは5月1日(水)が天皇の即位の日で祝日になりGWが大型化したことによる平均滞在時間の増加が要因となっている(参考:『「平成」から「令和」へ。大型連休のPCインターネットアクセス状況』)。 【図表2】


       

● 日中のPCインターネット視聴行動が活発化
次に、4月6日から5月10日までの5週間における時間帯によるアクセス状況の動きを、昨年の同期間と比較してみた。前回のプレスリリースと同様に、今年は日中の10時~17時台でのアクセスが活発な傾向にあり、逆に21時~深夜1時台では昨年にくらべ低調な傾向を示す結果になった。 【図表3】


● 行政機関サイトやマスク関連サイトなどへのアクセスが増加
最後に、4月6日からの5週間と、その前の5週間(3/2~4/5)でのWebサイトの推定訪問者数を比較すると、内閣府が運営する「マイナポータル」や「総務省」「経済産業省」「東京都」などの行政機関サイト、「シャープ」「nunocoto fabric」などのマスクに関連したサイトなどの増加率が高くなっている。また、最も推定訪問者数が増加したのは、「シャープ(jp.sharp)」であった。同様に訪問者一人あたりの平均滞在時間は、「Yahoo! JAPAN」や「nifty」などのポータルサイトや、「amazon.co.jp」「Google」「Twitter」といったプラットフォーマーなどのWebサイトで伸長している。なお、最も平均滞在時間が増えたのは、「YouTube」であった。【図表4】


※文中の数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者の推定値
             
              

【図表1】2020年1/6週~5/4週までの週別でのPCインターネットアクセス状況

【図表1】2020年1/6週~5/4週までの週別でのPCインターネットアクセス状況

【図表2】直近10週間のPCインターネットアクセス状況 前年同時期との比較
*期間内の各指標の平均値を「100」として指数化

【図表2】直近10週間のPCインターネットアクセス状況 前年同時期との比較

【図表3】4/6~5/10の5週間の時間帯別アクセス状況 前年同期間との比較
*1時間ごとの推定訪問者数の平均値を「100」として指数化

【図表3】4/6~5/10の5週間の時間帯別アクセス状況 前年同期間との比較

【図表4】4/6~5/10の5週間の対前5週間(3/2~4/5)比増加率上位サイト一覧

【図表4】4/6~5/10の5週間の対前5週間(3/2~4/5)比増加率上位サイト一覧



■PCインターネット視聴データサービス「Web Report」の概要

パネル対象者 本国内の4歳以上の家庭内PCインターネットユーザー 約12,000人
パネル構成 母集団となる日本国内の家庭内PCインターネットユーザーの縮図となるよう、性/年代構成等を準拠し、パネルを構築
“インターネットユーザー”の定義 過去12ケ月間に家庭内PCインターネットを利用した人

<株式会社ビデオリサーチインタラクティブ>

株式会社ビデオリサーチインタラクティブは、インタラクティブ領域におけるメディアの媒体価値や広告効果を最大化・最適化するための業界標準データやソリューションを提供し、企業のコミュニケーション活動をサポートしています。
インターネットオーディエンス測定事業、広告統計事業、広告効果測定事業を軸に、1999年より活動しています。



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